フットボールカルチャー > プレーヤー特集 > オーウェン・ハーグリーヴス インタビュー
ブンデスリーガの王者、バイエルン・ミュンヘンの一員として来日するイングランド代表MFオーウェン・ハーグリーヴスに、フットボールカルチャーが独占インタビュー!
イングランド出身の父とウェールズ出身の母を持つハーグリーヴスは、カナダで生まれ育ち、16才でドイツに渡る。2000-2001シーズンに19才でバイエルン・ミュンヘンのトップチームデビューを果たすと、瞬く間に頭角をあらわし、ブンデスリーガとチャンピオンズリーグの2冠獲得に貢献。代表チームでは、カナダ、イングランド、ウェールズ、ドイツの4カ国から父親の故郷イングランドを選択し、2001年8月のオランダ戦で初キャップを記録。2002年ワールドカップ、EURO2004など26試合に出場。2004年6月には、マンチェスターで日本代表と対戦している。
フットボールカルチャー(以下FC):2001年トヨタカップ、2002年ワールドカップに続き、今回は3度目の来日となりますが、あなたの持つ日本および日本人ファンのイメージは? オーウェン・ハーグリーヴス(以下OH): 2002年のワールドカップのとき、日本の人たちはすごくフレンドリーで、大会の運営もとてもきちんとしていた。本当に素晴らしい体験だった。あのワールドカップに参加できて、非常に光栄に思ったよ。
FC: 昨年マンチェスターで日本代表と対戦していますが、最近の日本フットボール(サッカー)の実力についてどう思いますか。 OH: 日本人選手は、よく鍛えられている。動きが速くて、コンビネーションもいい。日本を破るのは大変だよ。
FC: バイエルン・ミュンヘンは、昨シーズンリーグ戦とカップ戦の2冠を獲得しました。すぐにブンデスリーガが開幕しますが、今シーズン最大の目標はなんでしょうか。ブンデスリーガとチャンピオンズリーグのどちらのタイトルがほしいですか。 OH: バイエルン・ミュンヘンに限って、'どちらのタイトル' なんて選択肢はないさ。僕らは、タイトル防衛を果たすよ。それに、チャンピオンズリーグで優勝するだけの実力も十分ある。
FC: お父さんの影響で幼少時代からフットボールをしていたと聞きますが、ホッケーやバスケットボールなど他に人気のスポーツがあり、それらをプレーする機会も多い環境の中で、フットボール以外のスポーツを本格的にやってみたいと思ったことはありませんか。 OH: 子どものころは、フットボールとバスケットボールが好きだった。バスケットボールも好きなんだ。激しい競技だからね。少年のころは、バスケットボールのトップレベルでプレーするのが、僕の夢のひとつでもあったんだ。だけど、時が経つにつれて、自分はフットボール選手としての力のほうが高いことがわかったし、家庭環境からもフットボールで身を立てるほうが、僕にとっては自然なことだったんだ。
FC: 16才でバイエルン・ミュンヘンに来たとき、どんな気持ちでしたか。故郷から遠く離れ、優れた選手の多いヨーロッパでプレーすることに対する不安はありませんでしたか。 OH: 16才で故郷から遠く離れれば、ときどき不安になるのは当たり前だよね。だけど、僕にはフットボールというはっきりとした目的があって、どんな競争も僕にとってはいい経験だったよ。
FC: クラブはあなたの才能を高く評価していますが、ドイツの名門でプレーする気持ちを聞かせてください。試合のたびにプレッシャーを感じませんか。 OH: 毎年、チャンピオンズリーグで優勝の可能性があるクラブはたくさんあって、バイエルン・ミュンヘンもそのひとつ。そんな強豪クラブでプレーできることを、誇りに思っているよ。毎週毎週プレーシャーのもとでプレーするのは、ワクワクするよ。だからこそ、試合がより面白くなるのだしね。
FC: フットボールにおけるあなたの長期的な夢は何ですか。 OH: もっといいプレーヤーになるために、毎日努力しているよ。英国では、こんなふうに言うからね。 'You are only as good as your last match' (過去のプレーや試合の合間の努力ではなく、最近の試合を見て人々は選手を評価するということ。つまり、毎試合最高のプレーをすることが大切だという意味) 僕の好きな言葉なんだ。
FC: 今回の来日で、バイエルン・ミュンヘンはどんな試合を見せてくれるでしょうか。 OH: 僕らは常に勝ちにいくよ。なんたって、僕らはバイエルン・ミュンヘンだからね! 日本での試合の目標は、疲れているときこそ勝つことだ。シーズン開幕に向けて、僕らはハードなトレーニングをしているところなんだ。だから、今回は2試合とも勝つことを目指してがんばるよ。
なお、フットボールカルチャーでは、来日したハーグリーヴス選手にインタビュー予定。その記事も、後日掲載するのでお楽しみに!
2005年7月 文:蒼井 剛
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