第1回目は、2006年9月から2007年6月まで勉強していた Graduate Diploma についてお話したいと思います。
今まで旅行や数週間のホームステイなど海外経験は比較的多かったのですが、それでも海外生活にはかなりの不安がありました。そのうえ大学を卒業したばかりで社会人経験もなく、英語力とスタディースキルも満足のいくものではなかったため、海外での学生生活に自信をつけるために学部生と院生の中間に位置する Graduate Diploma で勉強することにしました。
ウエストミンスター大学のこのコースは主に院生を目指す人のために開設されているもので、メディア学の基礎、スタディースキル、Academic English を学ぶことができます。メディア学のレベルとしては学部の3年生(日本では4年生)相当で、授業によってはネイティブの学部生が参加しているものもありました。
コースメイトは全部で10人(中国人4名、韓国人2名、パキスタン人、ロシア人、ギニア人、日本人)でした。少人数のため非常にアットホームな雰囲気で勉強することができ、勉強以外にもパブやショッピング、ホームパーティなどで親交を深めました。また日本人は私以外いなかったため、英語力の向上にも非常に有意義な9ヶ月間でした。コースメイトの半分以上が同校の大学院へ進学するので(それぞれコースは違いますが)新学期に会えるのを楽しみにしています。
しかしながら、Graduate Diploma は大学によって開設されていたりいなかったり、コースの内容や目的が全く違うので、興味がある場合はちゃんとリサーチをすることをおすすめします。
※写真は課外授業で British Library へ行ったときのものです。
9月17日からついにコースがスタートしました。今回は現在のコースと大学の Enrolment (入学)についてリポートしたいと思います。
まず私が履修しているコースを紹介します。コース名は MA Media Management 、メディアをひとつの商品として捉えたビジネスの勉強です。日本ではおそらくメディアビジネスを集中的に学ぶことのできる大学院はないと思います。イギリスの M Aは1年で修了ということもあり、どれも専門的でコースの種類がたくさんあるのが特徴的です。
コースメイトは40人弱で、なんとイギリス人は1人もいません。クラスの半数以上が中国人とインド人です。他はアイルランド、ドイツ、ベルギー、ブラジル、エジプト等です。さすがロンドン!いろいろな国から人が集まっています。面白いことに、コースごとに集まってくる国籍も変わってくるようで、 MA Marketing Communication の友達のクラスメイトはタイ人、 MA Music Business ではイギリス人が多いそうです。コースに在籍している国籍と人数を見ることで、彼等の社会でどういった学問が求められているのかを垣間見ることができます。
9月17日から1週間、新入生を対象とした Induction がありました。他の大学では分かりませんが、私の大学では日本のような“入学式”というものは存在しないようです。 Induction は基本的に学生証の発行や学費の支払い等の事務的な手続きが主です。あとはコースごとに担当教授とコースメイト達と顔合わせ、簡単な立食パーティー、セミナーが催されています。去年参加したので今年はしていませんが、外国人留学生を対象とした Welcome Programme が Induction の前に3日ほどありました。そこでは外国で暮らしていくことへの注意、メンタルケア、様々なイベントを通じた友達作りが目的とされています。イギリスの社会システムやロンドンについてよく知らなかった私には大変有意義なイベントでした。何よりコースメイト以外にも友達を作ることができたのがよかったです。質より量とは言いませんが、知り合いは多ければ多いほど心強いものです。こういった留学生へのケアも大学を選ぶ時に参考にしてみたらいいと思います。
こんにちは。最近のイギリスは、10月28日から冬時間になり日本との時差は9時間になりました。夕方4時ころから暗くなり始め、5時には夜になってしまいます。すっかり寒くなってコートなしでは外に出られません。テレビコマーシャルやロンドンの街もクリスマスムードになってきて、いよいよ冬という感じです。
さて今回は私の日常の授業についてお伝えしたいと思います。
私のコース、メディアマネジメントの授業は週に4回、そのうちの2つは講義で1つはセミナーです。講義は日本と同じような形式でメディアマネジメントに関する様々な理論を学び、セミナーでは毎回イギリスを代表するメディアで働く方々が講師として現在のメディアの状況についてプレゼンをしてくれます。どちらも授業中に意見や質問が活発に飛び交い日本とは全く違った雰囲気で授業を受けています。私もクラスで唯一の日本人ということでよく、日本人の視点から意見や日本のメディアの状況を説明するよう求められます。留学が決まるとその国のことばかり調べがちなのですが、日本人として日本をうまく説明できないほど悲しいことはありませんよ。外国にいればいるほど日本を意識せずにはいられないです。
もう1つの授業は、修士論文についての講義です。私のコースでは 15,000 words の論文を来年の8月に提出してコースを修了することになります。イギリスの大学院は一年なので今の時期からすでに論文の内容を考えリサーチを始めていかないと間に合わなくなります。
それ以外にオプションとしてアカデミックイングリッシュとスタディースキルの授業があります。私は去年勉強したので今年はその授業はとっていませんが、友達はすべてに参加し、ちょっと大変そうです。
授業は基本的にすべて3時間ですが、合間に20分の休憩が入ります。3時間英語を集中して聞き続け、内容を理解し、質問や自分の意見をもつというのは正直ものすごく大変です。1日に授業が2つもあると頭が痛くなるくらいです。授業を意味のあるものにできるかどうかは予習と復習に拠るところが大きいですね。よく留学生の方から予習のリーディングが大変だと聞きますが、私はその後の勉強もすごく大切だと思います。算数や数学のように知識を積み重ねていかないと、いいエッセイは書けないし授業が進むにつれてつらくなってきますから。
私はロンドンに留学していますが、実はあまりロンドンに詳しくないです。というのもほとんど部屋と大学と図書館のトライアングルでしか動いてないからです。ちょっとがっかりさせてしまうかもしれませんが、大学院留学なんてこんなもんです。真面目に勉強したい人には本当におススメできます。ですが、そうは言っても世界都市ロンドン。いろいろなところで様々なイベントが催されています。私も勉強ばかりしていられません!次回はそんなところをお伝えしたいと思います。
こんにちは。おひさしぶりです。2ヵ月半も更新が遅くなってしまい申し訳ありません。私はこの2ヵ月半、いろいろと忙しい日々を送っていました。忙しかった原因は、やはり課題です。ほぼ1ヶ月で、合計 12,000 words 以上の課題を提出しました。クリスマスバケーションも手放しに喜べない、お正月に日本に帰ってもテレビを見ずに課題をしていた、そんな今まで経験したことのない勉強付けの毎日でした。スポンサーの両親はとても満足そうでしたけど(笑) 私のコースの成績は全てコースワークで評価されますが、テストで評価されるコースもあります。友達のコースなのですが、バケーション明けにテストがあり、かなりこちらも大変そうでした。私は時間的なプレッシャーに弱いので、テストのあるコースは出願しませんでした。これってけっこう重大なポイントだったりします。留学を機に苦手克服という考え方もありますけど。
さて、前回予告した通り、今回は休日の過ごし方、ロンドンでの遊び方についてお話したいと思います
私の住んでいる所とキャンパスはロンドンの地下鉄でいうゾーン4に位置し、いわゆるみなさんが想像するロンドンというのは、私の住んでいる所から地下鉄で20分ほどのゾーン1にあります。私の大学はキャンパスがロンドンのあちこちにあり、うちのキャンパス以外はゾーン1のにぎやかな場所にあります。私はめったに他のキャンパスに行くことがないので、ゾーン1に行く時は遊びに行くという感じです。
ゾーン1ではいつもどこかで何かイベントをしていたり、美術館や博物館のエキシビションがよく変わったりするので飽きることなく遊ぶことができます。美術館の多くはフリーです。私のお気に入りの現代美術館 Tate Modern ではダリやピカソの絵が展示されています。それに美術館に来ている人もちょっと個性的な人たちで (モダンアートだから?) 人間観察をして楽しんでいます。 Tate Modern はテムズ川沿いにあるので、美術館を出た後、川沿いを散歩することもよくあります。川沿いでは様々なパフォーマーの人たちを見かけます。
週末は至る所でマーケットが開催されています。フードマーケットやアンティーク、古着などマーケットによって売っているものも様々です。マーケットでは何でもおいしそうに見えるし、こんなガラクタ売れないよ!と思うものも平気で陳列されています(笑) 買わなくても見ているだけで十分楽しめます。またお店の人とディスカウント交渉をしたり、ちょっとした世間話をしたりするのもおもしろいですよ。
あとは、なんと言ってもロンドンはショッピングですね。洋服から雑貨まで、お洒落なものも個性的なものも理解不能なものもすべてあります。ただ、欲しいものは値段もけっこうすることが多いのでウィンドウショッピングにおさまりますが…。私はイギリスの洋服のデザインと縫製が好きではないので、あまり洋服を買うことはありませんが、それでもイギリス人のセンスを感じたいと思うのでよくショッピングに出かけます。
ロンドンでどのお店がおいしくてリーズナブルかのリサーチはその国出身の友達に聞くのが一番です。中華料理はたくさんありますが、中国人の友達が薦めてくれたところが一番おいしかったです。ただ、私は日本食のおいしくて安い店は未だに発見できませんが。イギリスで有名な食べ物はカレーとケバブというように、イギリス料理というよりはいろいろな国の本場の味を食べることができるのがロンドンの魅力です。イギリス料理はおいしくないことで有名ですね。実際は……食べてみてください(笑)
あとは、なんと言ってもイギリスといったら公園です。今は冬なので公園でのんびり、という人はあまり見かけませんが、暖かくなってくるとみんな太陽の下で芝生の上で、ご飯を食べたり、読書をしたり、スポーツをしたり、日光浴をしたり、思い思いの時を過ごしています。都会の公園なのに白鳥やリスもいます。
ロンドンではいろいろなものがたくさんありますが、一番おもしろいのはそれを通じての人との出会いだと思います。いろいろな国の人たちがたくさんいますから。直接会話をすることがなくても日本では絶対に見ることのできない人たちをたくさん見ることができます。また、そういった人との出会いの方が、有名な場所を観光するよりも思い出に残るものです。日本での私はどこかに出掛けるといえば、カラオケやボーリング、映画など、お金を使う遊び方が多かった気がします。もちろんロンドンにもそういったものはあります(高いですけど)。でも、そんなにお金を使わなくても十分にフリータイムを楽しむことができることをロンドンに来て学んだ気がします。
写真はテムズ川沿いで見かけたパフォーマーです。コインを入れると動き出します。